Journal of Ion Exchange ∼投稿規定∼

投稿規定

1.投稿資格
投稿原稿の著者(連名の場合は1名以上)は日本イオン交換学会会員とする。但し,編集委員会が特に認めた者はこの限りではない。
2.著作権
本学会誌に掲載された記事の著作権は,日本イオン交換学会に帰属する。 記事の全部または一部を他の出版物に掲載しようとする場合には,本学会の承認を得, またその記事が本学会誌に掲載されたものであることを明記しなければならない。
3.投稿原稿
投稿は一般論文,ノート,または技術報告とし,和文または英文とする。 要旨およびキーワードは和文および英文の両方を付する。一般論文および技術報告は原則として刷り上がり8ページ程度, ノートは4ページ以内とする。投稿原稿の受理日は,本会に到着した日とする。 原稿は投稿規定および投稿の手引きに従って記述し,本文,図,表,要旨を電子メールで提出する。
4.一般論文
イオン交換に関する独創的な研究で,科学技術上価値ある結論あるいは事実を含むものとする。
5.ノート
新しい事実や価値あるデータを含む報告はノートとして投稿することができる。
6.技術報告
新しい技術や装置について実用上価値ある情報は技術報告として投稿することができる。
7.総説
総合論文,講座などの総説的記事は編集委員会が依頼する。
8.投稿原稿の審査
投稿原稿の採否は編集委員会で決定する。編集委員会は原稿について訂正を求めることがある。 訂正を求められた原稿は,返送の日から2ヶ月以内に再提出されないと受理日変更または整理されることがある。
9.著者校正
著者校正を1回行う。この際印刷上の誤り以外の修正,図版の修正は認めない。校正刷りは受取後2日以内に返送する。
10.ページチャージ,別刷
投稿論文等の著者は,刷り上がり1ページあたり3000円($40.00)をページチャージとして支払わなければならない。 ただし,総説等についてはこの限りではない。また,海外から投稿された論文については,上記のページチャージを当面の間免除する。 すべての著者には論文のPDFファイルを無料で提供する。 また,別刷は著者の希望により有料で作成する。
11.提出先
原稿は日本イオン交換学会論文投稿受付担当宛に電子メールで送るものとする。
〒602-8048 京都市上京区下立売通小川東入ル
中西印刷株式会社 日本イオン交換学会論文投稿受付担当
E-mail:jie-sub @ nacos.com
(2019年3月一部修正)

投稿の手引

1. 原稿の書き方
1.1 論文の構成は,一般論文,ノート,技術報告のいずれも英文要旨,和文要旨,キーワード(Keywords)および本文からなる。
1.2 論文の本文は,なるべく次の形式に従う。緒言(目的),理論,実験,結果,考察,結論。このうち不必要な項目は省いてよい。
1.3 和文原稿では,文書作成用ソフトを使用し,A4版用紙で上下,両脇とも4 cm程度のスペースをとり,1ページあたり12ポイント活字,27字30行で作成する。 原則として常用漢字と現代かなづかいを用いる。
外国人の人名,会社名などは外国つづり(ロシア文字はローマ字つづりに直す)とする。
1.4 英文原稿では,文書作成用ソフトを使用し,A4版用紙で上下,両脇とも4 cm程度のスペースをとり,ダブルスペースで作成する。 英文を書き慣れた同僚等に助言を要請,または校正業者に依頼するなどして正しい英文として提出すること。 英語があまりに稚拙な場合は,内容にかかわらず却下することがある。
1.5 原稿の1ページ目には次の事項を記入する。
(1) 論文の種類(一般論文,ノート,技術報告)
(2) 論文題名
(3) 著者名。連名の場合は通信連絡に当る著者名の右肩に*をつけ,注釈欄に*: Corresponding Author, E-mail addressを記入する。
(4) 研究の行われた機関の公式名。郵便番号および所在地。
異なる研究機関に所属する著者がある場合には,**,***印などを用いて区別する。
研究が行われた機関と現在の所属機関が異なる場合には,現在(英文でpresent address)として機関名,郵便番号,所在地を書く。
1.6 研究発表会,講演会などで発表した論文は,必要に応じて,原稿の末尾に発表年月と会名を書く。
1.7 和文論文の本文の区分けは,ポイント・システムによる記号を用いて,大見出し,中見出し,小見出しを明確にする。
〔例〕1, 2, 3, … 1.1, 1.2, … 1.1.1, 1.1.2, … (1), (2), … (a), (b), …
1.8 英文論文の本文の見出し(節)は,例えば,Introduction, Theoretical, Experimental, Results and Discussionなど,1行の中央にタイプする。 項目などの小見出し語にはアンダーラインをつけ,2字分空けて本文を続ける。Acknowledgmentsには見出しをつけない。
2. 述語,用語,化学式,単位などの書き方
2.1 文中に用いる述語,用語などは各専門学協会編の辞典,便覧などによる。たとえば化学用語は「日本化学会編 化学便覧」,「文部科学省編 学術用語集化学編」等の用語による。
2.2 本文中では原則として化学式を使わず,化合物名で書く。化合物の命名は原則としてIUPAC命名法に従う。
2.3 単位は原則として国際単位法(SI)を用いる。
2.4 量記号,符号は国際的に慣用されているものを用いイタリック体で記す。
2.5 本文中には,上式,左図,次表などの誤り易い表題は避け,必ず,式1,Fig. 1,Table 1などのように具体的に明記する。
3. 引用文献・脚注
3.1 引用文献および脚注は,文中に1), 2), 1,3-6) のように通し番号をつけ,原稿の末尾に“References”としてまとめて記載する。
3.2 引用文献は,著者名,雑誌名を含め全て英文あるいはローマ字で書く。引用文献の略し方は,原則としてChemical Abstracts,日本化学総覧および化学便覧などに従う。 なお,日本イオン交換学会誌(Journal of Ion Exchange)はJ. Ion Exchangeとする。 著者名は,名のイニシャルと姓を記す。日本語の文献の場合は最後に(in Japanese)と記載する。
3.3 欧字の人名はローマン体,雑誌名はイタリック体,巻数は太字とする。
〔例〕
Y. Hasegawa, K. Sasaki and T. Tanaka, Bull. Chem. Soc. Jpn., 61, 413 (1988).
T. Aoyama, J. Itagaki and S. Uemura, Nihon Kagaku Zasshi, 52, 239 (1984) (in Japanese).
G. Alberti and U. Costantino, "Intercalation Chemistry" (Eds. M.S. Whittingham and A.J. Jacobson), Academic Press, New York (1982), Chap. 5, pp.147-180.
Chem. Soc. Jpn. (ed.), "Kagaku Binran (Kiso Hen)", 3rd ed., Maruzen, Tokyo (1984), p. 319 (in Japanese).
4. 図・表の書き方
4.1 図,表,写真などの題名,説明文などは和文論文,英文論文を問わず英文とする。
4.2 表の番号はTable 1,Table 2,…のように表す。表は別紙に書き,本文中に挿入箇所を指定する。
4.3 図の番号はFig. 1,Fig. 2,…のように表す。図はグラフ作成用ソフトウェアを用いて作成し,本文原稿末尾に貼り込む。
4.4 図などの説明は図の下に英文で書く。
4.5 同じ内容のものを図と表の両方で示すことは避ける。
4.6 図は原則として二段組片側へ挿入することを前提とする。 この条件で線の太さや字の大きさを考慮して作製する。表については片側に入れるサイズと全面に入れるサイズいずれかに対応するように作成する。
4.7 図,表,写真などについては,原則として印刷に耐えうるJPEG,PNGまたはTIFF形式のファイルを別途提出する。
5. 英文要旨(Abstract)・和文要旨
5.1 要旨では,論文において著者が強調したい要点を述べる。目的,方法,結果を要約し,論文の趣旨が分かるように書く。
5.2 英文要旨の長さは,一般論文では200〜300語,ノートおよび技術報告では100語程度とする。
5.3 和文要旨の長さは,一般論文では500字以内,ノートおよび技術報告では300字以内とする。
5.4 要旨には,(1)論文題名,(2)著者名,(3)研究の行われた機関名,所在地,郵便番号を記入する。
5.5 英文を書き慣れた同僚等に助言を要請,または校正業者に依頼するなどして正しい英文として提出すること。 和文論文であっても,英文アブストラクトや図の説明の英語があまりに稚拙な場合は,内容にかかわらず却下することがある。
6. Keywords・キーワード
表題・和文(英文)要旨・本文の中から,論文の内容を代表する「重要語」を重複しないように数語選定し,英文要旨および和文要旨の後に記載する。
〔例〕
Keywords: Computational chemistry, Extractant, Ion exchange, Molecular structure, Quantitative structure property relationship
キーワード:計算化学,抽出剤,イオン交換,分子構造,定量的構造物性相関
(2019年3月一部修正)